クラブ運営の方針

会 長
永野 祥司 Shoji Nagano
(永野設備工業株式会社 代表取締役)
昭和49年10月 岸和田市生まれ
岸和田市立山直中学校 卒業
大阪府立堺工業高等学校 卒業
本年度、国際ロータリーのマリオ・セザー・マルティネス・デ・カマルゴRI会長が掲げたスローガンは「よいことのために手を取りあおう(Unite for Good)」です。この言葉には、個人の力をつなぎ合わせ、ロータリーが地域と世界のためにより良い未来を創造するための行動を起こすという力強いメッセージが込められています。
また、北野ガバナーエレクトが示された地区方針「透明性のある地区事業を重視する」には、信頼と理解に基づいた運営を通じて、会員一人ひとりが誇りを持てるクラブ活動を目指す姿勢が表れています。特に、「クラブの仲間を大切にし、学びと実践を通じて行動しよう」との呼びかけは、当クラブにとっても重要な指針となります。
こうした国際・地区の方針を踏まえ、2025-2026年度 岸和田ロータリークラブ運営方針として「仲間を増やそう」を掲げました。これは単なる数の拡大ではなく、真の友情と信頼関係に基づく「仲間づくり」を意味します。近年、当クラブでも会員数の減少が続いており、ロータリーの精神を次世代へとつないでいくためには、クラブの魅力を高め、地域社会に対して積極的に開かれた活動を展開していくことが急務です。
私はまず、会員同士のつながりを今まで以上に深めることに注力したいと考えています。例会や奉仕活動の中で互いを知り、語り合い、支え合う機会を意識的に設け、信頼に裏打ちされた「居場所」としてのクラブを育てていきたいと思います。そして、そうした温かなつながりが外部にも伝わり、新たな仲間を自然と引き寄せる原動力になると確信しています。
さらに、他クラブや地域団体との連携にも積極的に取り組んでまいります。RI会長が語る「多様な仲間とともに未来を形作る」というビジョンのもと、クラブ内に閉じることなく、地域に開かれたロータリーとしての存在感を示していきます。具体的には、地域イベントへの参加や合同例会の実施、若年層へのアプローチなど、柔軟で創造的なつながりを育む活動を推進いたします。
また、RIが重点分野として掲げる「平和の推進」「教育の機会」「地元経済の発展」などの社会課題にも、地域に根ざした形で貢献できるような取り組みをクラブとして模索していきたいと考えています
この1年、私は「仲間を増やす」ことを軸に、ロータリーの価値を改めて見つめ直し、仲間と共に一歩一歩を大切に歩んでまいります。すべての会員が笑顔で、誇りを持って活動できるクラブを目指し、誠心誠意努めてまいりますので、どうぞご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。